彼とは7年付き合いました。
私以外にも女の人がいる人でした。
私も仕事に夢中になっていたので、物理的にも心理的にも、程よい遠距離恋愛だったと思います。
ただし、彼はとても特殊な人だったからできた恋愛なのかも知れません。
「お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの」なんて言うのは当たり前。
友達どころか、親姉妹とも付き合うな。俺とだけ付き合っていればいい。
俺から学ぶんだから、授業料としてお金はすべてお前もち。
これだけ聞くととても鼻持ちならない男ですが、
今思えばとにかくマメ。
会話一つ一つを大切にしてくれるし、一見理不尽と思える指示指令も、
「なぜならば」が一応あったので、
無茶苦茶を言われていると感じることはなく。
それよりも本当に学ぶことが多かったと、今でも思います。
「良い人になろうとするな」
「幸せとは不幸でないこと」
「男が自分に寄って来ることを、もてていると勘違いするな」
この3つが一番残っている教訓でしょうか。
私が幼少期から培った
「良い子でいないと愛してもらえない。
愛してもらうためには良い子でいないと」
と言う性質を見抜かれたようです。
ありのままの自分を受け入れ、ありのままの自分で付き合える人間関係を築くことを
教えてもらったんだと思います。
授業料として相当お支払したと思いますが、無駄ではなかったかなと。
「俺と付き合えたんだから、誰とでも幸せになれる」と太鼓判ももらいましたが、
本当でしょうか。
今現在結婚5年目ですが、この結果は神のみぞ知る。です。
セックス教科書